高齢者のクレジットカード保有率は全体の30.0%と年代別で最大
目次
年代別のクレジットカード保有割合
一般社団法人日本クレジット協会の統計によると、平成29年(2017年)12月末時点の年代別クレジットカード保有者は以下の通りです。
年代(男女とも) | 件数(万件) | 割合 |
---|---|---|
~22歳 | 388 | 1.5% |
23歳~30歳 | 2,123 | 8.5% |
31歳~40歳 | 3,964 | 15.8% |
41歳~50歳 | 5,843 | 23.3% |
51歳~60歳 | 5,232 | 20.9% |
61歳~ | 7,537 | 30.0% |
合計 | 25,088 | 100.0% |
引用元:一般社団法人日本クレジット協会 性別・年代別契約数より
人口分布上、高齢者の割合が多いのは当然ですが、61歳以上の方でもクレジットカードの保有率も全体の30.0%で最大とは驚きですね。
65歳以上の人口は3514万人、90歳以上の人口も初めて200万人を超える
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総務省の統計によりますと、高齢者人口(65歳以上)は3514万人、総人口に占める割合は27.7%と共に過去最高、90歳以上人口が初めて200万人を超える(平成29年9月15日現在推計)ということです。
引用元:統計トピックスNo.103 統計からみた我が国の高齢者(65歳以上)-「敬老の日」にちなんで-より
総務省の統計では65歳以上、日本クレジット協会の61歳以上と年代の区切りが違うために同列に扱うわけには行きませんが、それでも高齢者(65歳以上)の人口が3514万人に対して、61歳以上のクレジットカードの保有数が7537万件と2倍以上であることは驚きですね。
高齢者の方々のネットショッピングが12年で5倍や電子マネー利用も3割と活発
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団塊の世代が退職し、アクティブシニアという言葉もすっかり浸透した現在、高齢者の方々の活動はますます活発といえます。
事実、平成27年の総務省による同様の調査によると、
- 高齢者のネットショッピングの利用数が12年間で5倍に増加
- 高齢者世帯の3割が電子マネーを利用
引用元:統計トピックスNo.90 統計からみた我が国の高齢者(65歳以上)-「敬老の日」にちなんで-より
という調査も出ていますから、高齢者の方々でもネットショッピングや電子マネーを活発に利用していることが見て取れます。