東京から佐久穂町へ移住したブログ
コロナを期に東京から家族3人(夫婦+娘2歳)で2021年に佐久穂町へ移住しました。
佐久穂町に移住して1年過ごした結果、移住者にとってのどんなところが良かったか?どんなところが困ったか?などご紹介します。
移住して感じたメリット・デメリット
移住して良かったと思う。
やはり自然があり、空気がきれい、家庭菜園もできるし、排気ガスや騒音に悩まされることもない。
夏はクーラーいらずで過ごせるし、熱帯夜知らず。
買い物が不便だったり、ガソリンや灯油が高くて思ったほど生活費が下がらない、冬が長すぎるなどのデメリットもあるが、それ以上の価値がある。
生活費
暖房代の比重が大きいので夏と冬で5万円以上違うことも。
住宅ローンこそ下がるけど車、ガソリン、光熱費が大きいのであまり変わらない。
災害について
災害について、佐久穂町というか長野県内では地震はほぼない。
東京にいた頃はよく地震を経験したが、佐久穂町に引っ越してからは1年で1度だけ震度3を経験したくらい(それでも揺れはほぼ感じず、ニュースで知ったくらい)
注意したいのは水害、そして獣害。
住環境
田舎なのでいい、自然があり、家庭菜園もできればとにかく静か
以前は首都高速沿いのマンションだったので常に音がする状態、ストレスだった
海がないので海水浴は静岡か新潟に出ないとできないがプールはある
ガソリン
高い、全国的にも上位3位に入る、当然灯油も高い
法人または個人事業主向けのガソリンカードを作れれば全国平均で買える
教育
大日向小学校や風越学園など教育の選択肢は地方にしては豊富
粗大ゴミ
なんと年2回しか捨てられない、粗大ゴミ渋滞ができる
もし引っ越しするなら引越し前に処分した方がいい
空き家、賃貸物件
少ない
空き家バンクが主流
町営アパートもあるけど40平米とか、60平米の物件は少ない
大日向小学校狙いなら佐久市の方が探しやすい、特に佐久穂町に隣接する臼田エリアはおすすめ
病院
町営の千曲病院があるが小児科は週2日と限られている
しかし佐久市にある佐久総合病院や佐久医療センター、佐久浅間総合病院なども利用できるので不便ではない。佐久浅間総合病院なら不妊治療もできる。
新幹線通勤
佐久平駅からなら新幹線で東京まで最速75分。
しかし佐久穂町からだと佐久平駅まで最低30分はかかるので片道2時間以上は必要。
妻は銀座で働くが会社まで東京駅から15分ほどかかるので結局9時出社のために6時に家を 出る。
毎日通勤で通うにはかなり厳しい。
転職
佐久穂町内で仕事を探すのはとても厳しい
求人があったが月給16万円とか?
食事
ぶどうやプルーン、桃、りんごなどフルーツがおいしい
お米、牛肉や豚肉は美味しいが、魚はやはり鮮度が落ちる、サーモンだけは養殖が盛んで美味しいがやはり川魚的な風味がある
車
車移動がメイン、大人1人1台が普通。
最初の半年は妻が運転できなかったので車1台でなんとかなったが2台あると行動の幅が広がる
流通(ネット通販にかかる日数)
Amazonなら早いものは翌日、大体2日で届く。特に不便を感じない。
ネット、携帯のアンテナ
光回線を引いているが特に不便はない
しかし大雨の日などやや回線が遅くなる?
携帯のアンテナはやはりドコモ(MVNO含む)だと安心、auやソフトバンクも市街地では通じるが山の中に入ると不安定。Wimaxは圏外だった。
人が少ないのかインターネットの回線工事が時間がかかることも。コロナもあって3ヶ月待ちだった。
銀行
JAや八十二銀行、ゆうちょがメイン、メガバンクや都銀は使いづらい。コンビニに行けば使えるけど。みずほ銀行のATMだけイオン佐久平にある。三菱UFJ銀行は上田に行かないとない。
暑さ寒さ
夏はクーラー無しでもなんとか過ごせるが、日中は最高で36度くらいになる日もあるので暑い時は暑い。夜は熱帯夜は経験なし。
寒さはやはり厳しい。真冬は−20度近くまでなる。雪はそこまで降らないが2021年冬は4回ほど30センチくらいの積雪があった。冬場は当然スタッドレスタイヤが必須。
そのため冬場は暖房をつけっぱなしになり、暖房代が嵩む。灯油代が月5万円の時も!
2022/09/12