もし「有料動画サイトの未納料金があります」など詐欺メールに連絡してしまったら?
2018/07/16
上のような架空請求メールがショートメールで届くことがありますが、ほぼ100%詐欺なので電話連絡したりメールに返信することなく無視するようにしましょう。
上のものはアマゾンジャパンと書かれていますが、もちろん公式のものではありません。電話番号も違います。同じようなものにGoogle、Amazon、Yahoo!などの大企業の名前を語るものがあります。
目次
送信者はあなたの個人情報を知っているわけではない
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こういった架空請求メールは個人情報が分かっていて連絡しているのではなく、適当な電話番号に送りつけているだけなので送っている方(詐欺側)は個人情報を把握しているわけではありません。
そのため、本人から電話をかけるように促し、その上で詐欺の請求内容(未払い料金の●万円払えなど)と言って銀行口座を指定してきたり、本人の個人情報を聞き出そうとします。
なので、絶対に電話連絡したり、メッセージの返信をしないようにしましょう。
Amazon以外にもDMMやGoogle、Appleなどの大企業のものも
同様のメール文面でDMMやGoogle、Yahoo!、Appleや楽天などの有名企業を語ったものもありますが、やはり詐欺と考えて間違いありません。
もしも連絡先に電話連絡してしまった場合は?
不安のあまり電話連絡してしまった場合、電話口では架空の請求内容やその振込先を伝えられるかと思います。もちろん支払う義務も責任もないので、払う必要はありません。
法律上は「払う」と口頭で伝えてしまった場合は支払い義務が発生しますが、相手も詐欺なのは分かっているので、それを理由に訴訟を起こすことはまずあり得ません。
もしも法的根拠を持ち出して料金を支払うよう言われたら、すぐに応じずに「法テラス」などの無料法律相談を利用しましょう。→ 日本司法支援センター「法テラス」(公式HP)
不安な場合は家族や友人、消費者センターなどに相談してみましょう
ご本人の身に起こったことでは詐欺と薄々分かっていても確信が持てないこともあるかと思います。客観的に判断できるだろう、ご家族や友人に相談するのも手です。冷静な他人から「それは詐欺だよ」と言ってもらえると安心できますから。
また、消費者センターに連絡するのも手です。以下から最寄りの地域の消費者センターを探して電話連絡してみましょう。